NEC×武富士

◆◆◆ 第1試合 NEC 0−3 武富士 ◆◆◆
(25-27, 21-25, 19-25)

☆この試合のメモ

  • どのセットも一進一退の状況だが、基本的にはNECが追い上げる立場。武富士が徐々に離していくが、突然崩れてNECの連続得点。最終的にはNECが追いつけなかったという結果。
  • NEC個々の選手の悪いところは見あたらない、でも負けた。
  • サーブミスはどちらのチームも多かった。でもNECは大事なところでのサーブが入らない。
  • 吉澤智恵大当たり。スパイクの音が変わってきてる。去年のハニーフが打つだけ、のチームのイメージはここにはない。
  • その対角で、ルミ姉さん*1がイヤらしく決める。何度“すごーい”と言ったことか。
  • レフトがダメならハニーフで、が、おもしろいように決まる。井村さん、これだけ決まると楽しいだろうなぁ。
  • で、今日いちばんの盛り上がりは、ダンサーズJr.のダンスかな?

●NEC

今までNECの試合を見ていると、キャッチが悪かったり、サーブが悪かったり、と悪いところがはっきり出ると負けていた。しかし、今日は試合中はそれが見あたらなかった。
スコアをみると、アタック決定率は渡邊が53%、杉山が60%と大当たり*2。だが、エースと呼ばれる他の選手が、大友40%、松崎37%、仁木32%と良くない。
数字から見ると、どうやらエースの決定力の違いが試合の結果をもたらしたようだ。確かに、今のNECは新キャプテン仁木に攻撃も守備も頼りっぱなしで、負担も相当であろう。


まーくん、ここは仁木を攻守どちらかに専念させるために、他のメンバーを替えてみてはどうだろうか。
いまの構成はかなり中途半端なので、慣れるまでは相当厳しい展開になると思うのだが。
それから、ベンチはもう少し何か動きを見せたほうが良いのではないか。結果的にぼろ負けなのに、リザーブを使ったのは梅尾と有田姉だけ。確かに使える駒は今は少ないかもしれないけど、例えばうっちーをピンチサーバーで使うとか、方法はあるはず。タイムアウトのタイミングも悪いし、無駄な使い方が多い。

武富士

ハニーフのサーブは、普通のフローターに見えるが何故か非常に効果的だった*3。まともにセッターに返らないことがしばしば。打点の高さを利用したコントロール重視のサーブなのだろうか。
ハニーフはまだ本来の調子が出てきていないように感じる。コンビが合わなくて、軽く打っている。でも決めてくるところはさすが。
吉澤の決定力がすごいことになってる。今日は本数もハニーフより多い。今後他チームからは高橋並にマークされることになるだろうから、これからが大変であろう。

*1:足立選手

*2:武富士側もサイドの吉澤57%、ハニーフ52%と良すぎるが

*3:去年はジャンプサーブだったような気がするけど