久光製薬×パイオニア

◆◆◆ 久光製薬 3−1 パイオニア ◆◆◆
(25-22, 25-16, 24-26, 26-24)

☆この試合のメモ

  • 先週から引き続き、パイオニアは流れがつかめない。
  • イオニアのブロックが遅くて間に合っていない。
  • フールマンすっぽ抜け。
  • 勝負所のピンチサーバー橋本が決まった。

☆過去の対戦成績


V10 2004/01/11 パイ3[25-19,25-22,25-21 ]0久光 @佐賀
V10 2004/02/08 パイ3[15-25,25-20,26-24,20-25,20-18]2久光 @大阪
V11 2004/11/21 パイ3[25-21,25-16,25-18 ]0久光 @山形
V11 2005/01/16 パイ3[25-17,25-21,25-20 ]0久光 @北海道
V11 2005/01/23 パイ3[21-25,34-32,25-13,25-12 ]1久光 @佐賀
V12 2005/10/09 パイ3[25-22,25-21,25-19 ]0久光 @佐賀
V12 2005/12/25 パイ3[26-28,25-16,23-25,25-23,15-10]2久光 @山形
V12 2006/01/21 パイ2[25-20,17-25,23-25,25-20,10-15]3久光 @兵庫
V12F 2006/02/25 パイ0[21-25,20-25,19-25 ]3久光 @大阪
3Legから勢いをあげてきた久光製薬、先週のファイナルであっさりとストレート勝ちをしていることから、現時点では久光優勢の気配と見る向きが多い。
しかし、過去を紐解いてみると、V10,V11はパイオニアが圧倒。
どちらもセリンジャー仕込みのパワーバレー、ベテラン中心のメンバー構成。だがケニヤという必殺技以外、個々の駒のレベルはパイオニアが上。
勝ち慣れ、大舞台慣れではパイオニアの面々が圧倒的に有利か。

久光製薬

何でこんなにケニヤのアタックは簡単に決まっているのだろうか。
確かに鋭くて重いアタックだが、ブロックにもレシーブにもかかっていない。
ケニヤがいいというよりも、パイオニアの守備がまずいのでは。。。わかっているのに出遅れる、楽なコースに打たれて拾えない。
こんだけケニヤ頼りでやってるけど、これが止まってしまったときはどうするつもりなのだろうか。通常のリーグと違い決勝は3連戦、今日のデータを整理して明日持ってこられたら、ケニヤは捕まるだろう。

●パイオニア

先週の武富士戦では息を吹き返したフールマンだったが、再び不調モード。
フールマンの本数が少ないのを“手の内を隠している”と考える向きもあるが、あいにく今のパイオニアにはそんな余裕はなさそうだ。やはりケガだろう。
栗原のサーブ効果にかげりが見えはじめている。リーグ中にも一度そんなときがあった*1が、後に見事な復活をとげた。短期決戦で再度復活できるか、が勝敗を左右する要素となるであろう。
ところで、ファイナルに照準を合わせて調整してきた吉原は、やっぱり間に合わなかったのだろうか。ライト側に高さが欲しい相手*2だけに期待がかかる。

*1:調整不足、体力不足と批判されていた

*2:ケニヤは前衛ではレフトからしか打たない